パプアニューギニアのRabaul火山観測所は影響が及んだ地域へ警報を発することの課題を強調した。
観測所副所長のIma Itikarai氏は、Manam島での今週の噴火はMadan地域の行政には届いたが、孤立したManamに行き渡らせることが困難だったと述べた。人々は土砂滑りと火砕流の危険があるため主に4つの谷に近づかないように警告を受けていた。火曜日(8日)の噴火は岩砕が降り、溶岩が海岸に流れ出すこととなった。Itakarai氏によればこれは大変危険な兆候でさらに深刻な噴火があってもおかしくない状況だったという。行政に情報を伝えても、今回Manamに情報が行かなかったように、危険を被る地域にまでその情報が行くかどうかということが問題であるとItakarai氏は振り帰った。(Radio New Zealand/JAN11,2019)
パプアニューギニア
【環境・気候変動】
被災地域に噴火警報を発する課題(PNG)
2019.01.11