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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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国連、フランスとアメリカ合衆国に対して、太平洋における軍事基地の閉鎖を求める(太平洋島嶼国)

国連はフランスとアメリカに対して太平洋地域で活動している軍事基地を閉鎖するように求めた。
この要請は、国連総会が124対8で可決した決議草案がもととなっている。草案では、国連の脱植民地化リストに載っている地域の非自治地域の管理運営力を確立し、軍事演習を終了させ、彼らの管理のもと、軍事基地を撤廃するように求めている。
フランスはニューカレドニアと仏領ポリネシアに、アメリカはグアムに3か所基地がある。国連は植民地主義の撲滅が最優先課題で、この10年間にこの最優先事項を継続させている。2010年までに植民地主義を撲滅させる施策が成功しなかったことの反省を踏まえているという。国連はまた、フランスが仏領ポリネシアに対して2013年にこのリストに再登録した事実に関する情報を提供することを拒み続けてきたことに対しても遺憾の意を表している。(Radio New Zealand/ DEC11, 2018))