台湾と外交関係を持つパラオのトミーレメンゲサウ大統領の歓迎式典が11月12日、台北市の総統政府前広場で行われ、蔡英文総統はパラオが台湾の国際社会への指示を継続的に表明していることに感謝を示した。レメンゲサウ大統領は台湾からの招きを受けて、10日から14日までの日程で滞在した。2016年5月の蔡総統就任式典に合わせて訪台して以来の公式訪問となった。台湾と外交関係を続けるパラオは近年、中国からの圧力を受け、観光客激減の問題に直面している。蔡総統は、政治的要素がある観光業界への打撃がある状況下でもパラオが譲歩せずに、今年5月の世界保健機関（WHO）総会、同9月の国連総会　一般討論演説などで台湾のために義理堅い発言を行っていることに触れ、すべての台湾人を代表して最も深い感謝を示しますと述べた。（Radio New Zealand/NOV 12, 2018)