WHOはモラタ、ワイガニの下水池でポリオウィルスを検出したと発表した。PNGの首都ポートモレスビーの人々には、ポリオウィルスが検出されたモラタとワイガニの2か所の下水池付近には近づかないように指示が出ている。WHOのLuo Dapen氏は、ポートモレスビーでワクチンによるポリオ感染者が出たことから考えて、下水池にウィルスが検出されたことは決して驚きではないという。発症に至っていない罹患者も200名はいるだろうと言われている。集団接種も実施されていることから、ポリオの感染力も弱まることが見込まれている。しかし、PNGのポリオの流行は飛沫感染による二次感染によってもたらされたことから、前出の2か所の下水池には近づかないようにとの指示が出た。(Radio New Zealand/OCT 27, 2018)
パプアニューギニア
【経済・社会動向】
WHO下水池からポリオウィルス検出(パプアニューギニア)
2018.11.01