フランスの首相は、来月の独立に関する国民投票の期間について、カナック旗はフランス国旗が掲げられた時のみ掲げることが出来るという決定をした。ニューカレドニアの33都市の市長に対しての指示で、Edouard Philippe氏はフランス国旗以外の存在は、政治的な支持を与えられているものとみなされることとなり、投票の場ではふさわしくないと指摘した。Philippe氏は、Kanak旗についての直接的な言及は避けたものの、第二の旗と述べた。この10年間にわたり、殆どの公共の建物ではフランス国旗と独立擁護派のFLNKSの旗が掲げられてきた。ヌメア協定では、ニューカレドニアは新たな旗を承認決定することになっているが、まだデザインにおいて相互の意見の一致を見ていない。Phillipe氏は投票所では選挙に影響が及ぶ可能性もあるとして、政党の色の衣服を身に着けてはいけないとも指示を出した。11月4日に独立に関する国民投票が行われる。(OCT 15, 2018)
ニューカレドニア
【経済・社会動向】
Kanak旗の掲揚は仏国旗と共に(ニューカレドニア)
2018.10.19