太平洋島嶼国が孤立しないためにもオーストラリアはパリ協定を順守していくとオーストラリアのモリソン首相が発表した。与党内部からも排出削減目標を下げるようにとの圧力をかけられてきたが、首相は、シドニーラジオを通して、気候変動が太平洋島嶼国の方針と優先順位に大きく影響するとしてその圧力をはねのけ、「そうした、気候変動へのオーストラリアの態度が、この地域での影響力を弱めるきっかけとなる」とも述べた。モリソン首相は技術的な変革により、オーストラリアはこうした削減目標をエネルギー政策・採掘方針を変更せずとも達成できるはずだとしている。オーストラリアは、削減目標引き下げを課す法律を廃止したばかりだ。(Radio New Zealand/SEP 13, 2018)
太平洋地域
【環境・気候変動】
オーストラリアパリ協定順守(オーストラリア)
2018.09.18