UNICEFとPacific Communityはこの地域の子供、女性、障がい者に関する統計情報の向上のためにチームを組成した。国連のSDGS－持続可能な開発目標を進めるうえでの基準となるこの地域のデータが不足しているため、上記機関がデータ収集と分析の新たな協力関係を築くと発表した。世界銀行も、この太平洋諸島地域がアジア太平洋地域の中で統計情報量において著しく劣っていると指摘している。特に、住民登録システムもさることながら、健康と貧困に関するより詳しい調査の必要性を訴える。この太平洋UNICEFとPacific Communityの協力体制により、情報の質も高まり、分析とその結果の情報共有、さらにはその情報を政策立案につなげていけると、各機関は期待している。（Radio New Zealand/Aug 29, 2018）