国内の医療機関における慢性的な医薬品不足をうけて、ソロモン諸島のホオウニプエラ首相は、医薬品購入システムの監査を実施するよう指示を出した。ソロモンスター紙によると、8月1日に実施された市民活動グループのForum Solomon Islands Internationalとの会議でこのことが明らかにされた。この監査では全体的な医薬品入手システムについて検討し、不足の原因を究明するとしている。首相は諮問委員会よりもあえて監査を選択し、早急な解決を図るつもりである。首相は、直接、または、間接的に医薬品入手システムに関わる人は調べられると述べる。この監査チームは現状を打開するための何らかの行動指針を示すことが期待されている。ソロモンスター紙は月曜日に救援医薬品がオーストラリア、ニュージーランド、またWHOからすでに届いていると報じた。主要病院であるNational Raferral Hospitalの幹部は、9月までには最重要医薬品のストックは通常量に戻るだろうと述べた。(Radio New Zealand/Aug 3, 2018)
ソロモン諸島
【経済・社会動向】
ソロモン諸島は医薬品購入システムを監査予定(ソロモン諸島)
2018.08.10