"火山噴火のあったアンバエ島では、1,400人余りの人々が未だ避難生活をしている。Save the Childrenは10年以上、火山噴火で被災した人々に対して、交通手段や衛生管理など様々な分野での支援を続けてきた。特にCFS(Child Friendly Space)では、心のケアの方面で支援を続けている。子どもたちは、なぜ避難しなければならないかもわかっていない状況がままある。オーストラリア政府からの財政援助により、Save the Childrenはすでに8か所にこうした心のケアのための施設を建設し、300名以上の子どもたちを支援している。責任者であるGeorgia Tracyは、「子供は小さい大人ではないので、学業やその他の方面で長期的に悪影響がでないように、心のケアをきちんとする必要がある。」と述べている。バヌアツでは自然災害が年々増加傾向にあるので、こうした活動は不可欠だ。同時に、復興のために忙しくしている両親も、安ど感を得ることができる。（Vanuatu Daily Post/2018 May,2)