2000年代初頭に起きたドイツの太平洋産カバ輸入禁止のようなことを避ける事、世界市場における自信をつける事、この2つを原動力に太平洋産カバの品質が向上している。フィジー、サモア、バヌアツ政府は、太平洋植物農作物市場参入プログラム（the Pacific Horticultural and Agricultural Market Access programme, PHAMA）をとおして、カバの製造マニュアル、費用対効果の良い製品テスト方法、カバの苗の増産などを共Semy Siakimotu氏によれば、品質管理が大切という。何が品質管理なのか、製造者の責任とは何か、などをわかってもらうことから始めたという。カバはこの地域の人々にとっては大切で神聖な飲み物である一方で、経済的なチャンスを与えるものでもあり、そのバランスをとることが肝要であり、それにより利益は一生懸命働いた人々とその地域に還元されると、Semy Siakimotu氏は言う。（Radio New Zealand/Jul16, 2018)