フィジー入管は昨年大量の中国人違法労働者を本国送還したが、これを機に入管制度施行や警備の強化を図っている。The Fiji Timesによると、大量の中国人逮捕はある企業が入管制度の運用に疑問を持ち当局に相談したことが契機となった。入管担当者は、ある複数の企業が猫も杓子も受け入れるのは難しいことが分かり、警察に通報したのがきっかけであると述べた。昨年フィジーと中国の合同捜査で中国人国籍の77人が拘束され、China Southern 航空のチャーター機で本国に送還された。彼らはon-lineを使った詐欺グループの容疑で逮捕されたが、後で売春グループの一味でもあったと判明している。(RNZI/ June 27, 18)
フィジー
【経済・社会動向】
中国人違法労働者の大量送還で国境警備強化(フィジー)
2018.07.09