政府は来年1月から使い捨てプラスチックの使用を禁止する。政府の発表では、当初使い捨てプラスチックとストローの使用を禁止し、将来的にはプラスチックと発砲スチロールの箱およびカップも使用禁止とすることにしている。サモアの海岸のごみの約70%がプラスチックで海洋生態系に大きな影響を与えるといわれる。国連環境計画によると、毎年やく800万トンのプラスチック塵が世界の海を漂い、量的に急増の傾向にある。クジラ、鳥、アザラシ、亀、魚などが誤ってプラスチックを食べ死んでいる。その塵は最も深海のマリアナ海峡でも見つかっていて、放出された毒性物質が世界の食料連鎖に取り込まれている。フランスの国土の3倍にも達する太平洋のプラスチックごみの帯は北太平洋に漂っている。
(RNZI/ June 3, 18)
サモア
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使い捨てプラスチック使用禁止へ(サモア)
2018.07.09