仏領ポリネシアの議会でTapura Huiraatira党のEduard Fritch党首が、Tahoeraa Huiraatira党のGeffry Salmon党首と、フランスからの独立を標榜するTavini Huiraascar 党のOscar Temar党首を押さえ、投票総数57票のうち39票を獲得して2期目の大統領に選出された。国連が仏領ポリネシアを脱植民地リストに載せてから5年経ち、Temaru候補は演壇に国連旗を掲げ独立運動の正当性を主張した。これに対して、Fritch候補は昨年仏領ポリネシアの大洪水に国連が支援をしてくれなかったと非難した。Fritch 氏は2014年に当時のGaston Flosse党首が汚職容疑で辞職した後大統領に就任した。しかし、Fritch氏は2度の汚職経歴と8万米ドルの罰金刑を受けている。そしてGaston Flosse1氏とともに自宅の水道料を無料で配水させるなど公共資金の乱用容疑で裁判中である。(RNZI/ May 19, 18)
仏領ポリネシア
【経済・社会動向】
Eduard Fritch氏が大統領に再選される(仏領ポリネシア)
2018.05.28