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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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新規鉱山開発の動きに敏感に反応(パプアニューギニア)

閉鎖中のパングナ鉱山からほぼ遠くないところでフィリピンのSR Metalsが地下探査工事を始めたため、地権者との間で紛争が起きているとの報道がある。地元のCletus Miarama首長は、「SR社は事業を始める正当な手続きを踏んでいない。鉱山法では開発者は事前に正当な地権者を確認しなければならないと明記している。かれらは許可なく我々の慣習地(customary land)に入り込み、しかも我々の聖地に入った。」と述べている。また、SR社の参入は地域社会を富裕者と貧困者に分裂させる萌芽ともなると述べている。ブーゲンビルとしては、来年6月に国民投票を行いPNGから独立する動きが進んでおり、現地住民の間で政治的な問題には敏感に反応する時勢である。((RNZI/ March 30, 18)