豪州の鉱山会社であるRTGが、豪州証券取引所(ASX)にブーゲンビルのパングナ銅鉱山を現地地権者と組んで再開したいと通知した。ブーゲンビル自治州政府は、2019年の独立を問う国民投票までにブーゲンビル州の経済再建の立て札として、同鉱山の再開を決定したい意向である。そして、元開発企業はブーゲンビル銅鉱山社(Bougainville Copper Ltd.)の再帰を希望している。しかし、RTGの意向は, 地権者グループのSML-Special Mining Lease Osikaiyang Landowners AssociationiおよびCentral ExplorationとJVを組んで再開する考えである。RTGは、ASXおよびトロント株式取引所に対して、我々の提案は地権者主導であり、少数派の立場を擁護するものだと述べている。また、我々の提案はブーゲンビル自治州政府およびその他グループの支持を最終的条件とするものだとしている。同社は世界5カ国で7鉱山を地域社会と協力して鉱山開発を行ってきた実績があり、JV方式は国民投票を成功に導き、すべてのブーゲンビル人に最短で財務的報酬をもたらすことができるだろうと述べている。(RNZI/ June 30, 17)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
豪州鉱山企業がブーゲンビル鉱山再開を提案(パプアニューギニア)
2017.07.11