ヘラ州で社会不安鎮静のために出動中の治安部隊が警備していたコモ地方行政府(Komo local level government)庁舎の前で、2件の殺人事象が発生している。ヘラ州のポタペ(Thomas Potape)副知事は部族間闘争がLNG開発にとって最大の脅威であると述べた。コモ地方行政府の知事でもあるポタペ氏は治安部隊の警備車両が7台も出動しているなか、コモ地方行政府庁の前で一人の地域社会リーダーが殺害されたとも述べている。コモ地域では軍も警察も犠牲者を出しており、地域住人は政府も法規も無視している。ポタペ氏が治安当局に重点警備を要請しているのは、コモ国際空港及びLNGプラントならびにPai Kelia, Tari town, Tagaliの3ヵ所である。(Post Courier/ Feb.14, 17)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
LNG開発最大の脅威は部族間闘争(パプア・ニューギニア)
2017.02.27