MENU閉じる

PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

Home > 太平洋諸島ニュース > OK Tedi鉱山旱魃続き来年まで操業中止(パプアニューギニア)

OK Tedi鉱山旱魃続き来年まで操業中止(パプアニューギニア)

ウエスタン州で続く旱魃気候の影響により、フライ川(Fry River)の水量が、精選銅鉱(concentrate)の積み出しや物資の輸送ができなくなるほど減少しているため、OK Tedi鉱山(OTML)は、8月12日鉱山の操業を停止した。OTMLは現地拠点のTabubilに約200人の維持管理要員を残し、全従業員を一時自宅待機として、家族とともに即時故郷に帰るよう指示した。一般物資ばかりでなく食糧品の供給輸送も不可能となっているため、関係企業の従業員もすべて対象となる。また、原住民の住む9集落の子弟の学校を除く従業員家族用の学校、その他のすべての施設を閉鎖する。OTMLは、旱魃気候が年内一杯は続くとみており、操業再開は来年初めになると予測している。(Post Courier/ Aug.11 & RNZI/ Aug.13, 15)