High Courtからニッケル鉱山開発権を認められたAxiom社の一行が地元イザベル州に帰り、地権者や地元民の大歓迎を受けた。Axiom社は地元Bugotu地区のKolosoriとBungusule族と設立した合弁企業、Axiom KBが開発を行うことになる。Axiom KBのRyan Mount社長は熱心なカトリック教徒であり、現地でキリスト教による礼拝式も行われた。ホニアラでも地元出身者が中心となって感謝の儀式がAll Saints Chapelで行われた。司祭したロンゴサ神父は、「宇宙の代理人として神(God)は人間が生きるため土地を与えてくれてくれたが、食料と水の確保が優先されるとし、土地は人口増加と経済開発に脅かされ、政府と利権関係者は土地の開発で利益を得ようとしている。土地開発で不利益を被った他の土地の人たちを見習う必要がある」と述べた。Axiom のRyan社長も他の企業が見習うようなモデル企業になりたいと述べた。
ソロモン諸島
【鉱物資源開発動向】
地権者がニッケル鉱山開発権裁定を歓迎(ソロモン諸島)
2014.10.14