パプアニューギニア政府は、ソマレ前政権時代にSolwara 1海底資源鉱山開発をカナダ系企業ノーチラス社に認可している。NGO連合は、海洋自然環境と海洋生態系の破壊、および海洋資源の恩恵を受けて生活している近隣住民の生活権保護を求め、開発中止を求める訴訟を起こしていることに対して、現政府は尊大で無視する態度を示している、と述べている。海洋資源開発はこれまで行われていないため、生態系への影響被害を誰も知らない。NGO連合は科学者や法律専門家による作業部会を立ち上げ、開発中止に向け活動を続けて行くが、豪州では国民の意思で周辺海域での鉱物資源開発を禁止している。
(Radio Australia/ Nov.11, 13)