Ok Tedi社は、操業中のOk Tedi鉱山が数年先に枯渇するとみられていることから、Xstrata社が、53億米ドルを投じ進めている銅鉱山開発事業、Frieda River projectの買収を計画している。Ok Tedi社としては、引き続きこの地区で事業を行っていきたいという意思表示でもある。Ok Tedi社の主要株主であるPNG Sustainable Development Program LimitedもFrieda River projectに大きな関心を寄せている。昨年、カナダのInmet Mining Corporationが、Ok Tedi社の所有株をすべてPNG側に売却した結果、政府が37%、PNG Sustainable Development Program Ltd.が残りの63%を所有することになった。Ok Tedi社は、政界有数の金、銅の埋蔵量をもつといわれるこのFrieda River鉱区買収のため、すぐにでもPNG政府と買収について話し合いに入りたいとしている。
(Radio Australia/ Oct.25, 12)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
Ok Tedi社がXstrata社の銅鉱山買収計画(パプアニューギニア)
2012.11.05