The Deep Sea Mining campaignという研究グループがパプアニューギニアのラバウル西方沖合で、カナダのNautilus Minerals社が進めている深海底鉱物資源開発は環境影響調査をしておらず、太平洋の市民が開発に反対しているにもかかわらず、それぞれの国の政府が無視していると述べている。Nautilus社が開発中のビスマルク海Solwara 1鉱区は世界初の海底開発鉱区で、「Out of Our Depth: Mining the Ocean Floor in Papua New Guinea」という調査レポートの著者、ローゼンバウム博士(Dr. Helen Rosenbaum)は、市民社会で情報を得たいという意識が高まっている中、Nautilus社が事前調査レポートのデータを公表しないのは、調査が行われていない可能性が高いと述べている。
(RNZI/ June 11, 12)
太平洋地域
【鉱物資源開発動向】
深海底鉱業キャンペーングループが政治家を批判(太平洋地域)
2012.06.25