LNG開発地でエッソ・ハイランド社と土地の補償交渉を続けている地権者が、第4ハイズガス田の開発事業を阻止したため、エッソ社は事業継続をあきらめ、3機の航空機で労働者を引き上げさせたと関係者が述べた。オニール首相は緊急関係閣僚会議を開き、国益を守るためにも正常化に向け国防軍の派遣、警察官増員など非常事態宣言を含めた強固措置をとると述べている。地権者が要求しているのは、補償金9,900万キナの他、診療所、学校、ハイズ・コモ間道路の早期建設のほか、地元民に雇用と事業請負の機会を与えることと、恒久水道施設の設置である。
(The National/March 26, 12)