国際海底機関(The International Seabed Authority)がナウル籍のナウル海洋資源会社(NORI-Nauru Ocean Resources Incorporation)に海底に眠る銅、マンガン、コバルト、ニッケルなどの資源探査の認可を与えた。NORIはナウルのEEZ内の海底5,000mの資源探査権を得たもので、国際海底機関から財務、融資等で厳しい審査を受けたナウル健康・環境基金とナウル教育・訓練基金がNORIの所有権を持っている。探査はロボットとソナーで海底の地形、水深測定、サンプル採取を行い、有効金属の含有率を測定することにしている。
(RNZI/ Feb.13, 12)
ナウル
【鉱物資源開発動向】
太平洋島嶼国で初の国内海底資源探査企業認可(ナウル)
2012.02.27