スイスのXstrata社が2012年中ごろまでにニューカレドニア北部にあるコニアンボ・ニッケル・プラントを稼働できる体制にある。フランスのAgence France-Presseの報道では、カナック人がSociété Miniére du Sud Pacifique (SMSP)を通して1億6,700万米ドルを投資してプラントの運営を行うが、すでに総投資額38億米ドルのうち、22億米ドルが投資され3分の2が完成している。年間生産能力は6万トンで、操業後このカナック人所有企業は配当率を12%とし、SMSPがXstrataの投資額を徐々に買い取り、25年後には51%のシェアを持つことになっている。
(RNZI/ Nov.23, 10)
太平洋地域
【鉱物資源開発動向】
2012年までにコニアンボ・プラント稼働 (太平洋地域)
2010.11.23