イザベル島でニッケル鉱山の開発を進めている住友金属鉱山に対する政府の開発認可決定について、地元地権者のBugotu Landowners Association(BLA)が政府と地権者の提携に障害となるとして抗議した。BLAはイザベル島でニッケル鉱山開発を行っている豪州Axiom Miningの主要な共同開発パートナーである。BLAと政府は、2009年開発に共同で協力する提携を結び、住友金属鉱山がSan GeorgeおよびTakataの開発に関する計画書(letter of intent)の内容以上の拡大開発を拒否していた。地権者は拡大開発で政府との同等の権利が縮小することに危惧を抱いている。
(Solomon Times/ Dec.22, 10)
ソロモン諸島
【鉱物資源開発動向】
日本企業のニッケル開発認可に地元が抗議 (ソロモン諸島)
2010.12.22