エクソンが開発を進めている第4ハイズ・ガス田で4歳の子供が有毒排出ガスで死亡したとして、地元住民が補償と葬儀代金の負担を要求した。しかし、エクソン側の対応に誠意がないとして、約700人の住民が敷地内に乱入、建物、器物などを損壊、3人の従業員と1人の駐在豪州人が負傷し、豪州の病院に搬送された。以前にも、開発下賜金を要求して住民が座り込み抗議をし、ハイズ・ガス田の操業を中止させ、エクソンは3機のヘリコプターで全従業員を避難させている。PNG政府はポリエ外務貿易大臣を現地に派遣して事態の打開に乗り出した。 (Post Courer/ Jan.27, 11)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
エクソンのガス開発現場を周辺住民が乱入(パプアニューギニア)
2011.01.27