1997年に設立され、27億米ドルの開発投資を行い、ポートモレスビー近郊に製油所を持っているInterOil社を中心とする2番目のLNG開発計画が正式にスタートした。InteOil社のJV企業、Liquid Niugini Gas Ltd.が仲介・保障するPacific LNG Operations Ltd.がEnergy World Corporation Ltd.と資金・建設・株式持ち合いで協定を締結、ガルフ湾で年間200万トンと100万トンの2本のガス田開発を行う。第1期計画では、両社共同でElkとAntelopeガス田から2兆2,500万立法フィートのガスを15年間にわたり産出する。Energy World Corporationは、三井との合弁により建設するガス調整プラント(condensate stripping plant)から産出した調整ガスからLNGを生産、Liquid Niugini社は将来年間800万トンまでの拡大を視野に入れている。投資も含めた最終的な生産協定は本年12月31日までに締結を予定しており、すべてのプラントはガルフ湾で建設する計画である。
(Post Courier/ Feb.3, 11)
パプアニューギニア
【鉱物資源開発動向】
2番目のLNG開発計画 (パプアニューギニア)
2011.02.03