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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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漁業収益が急増(マーシャル諸島)

マーシャル諸島海洋資源局(MIMRA)のGlen Joseph局長はナウル協定(PNA)に基づく2017年の入漁日(vessel day)のほとんどが売却され、年間収入が約2,390万米ドルになると述べた。まだ、88日分が残っているが、売却価格によっては100万米ドルを超える見込みという。PNAの売却基準価格は1日当たり8,000米ドルであるが、マーシャル諸島の売却価格は10,000米ドルから12,500米ドルとなっている。ただ、国の漁業振興に貢献する地元漁船または地元を基地とする漁船にはほかの加盟国同様料金を割り引いている。PNAの総割り当て漁業日は45,800日で、マーシャル諸島に割り与えられた漁業日は3,000日弱、PNGは約16,000日、キリバスは約9,000日である。なお、米国との漁業協定で400日を米国漁船団に1日あたり12,000米ドルで売却することにしている。 2010年まではPNAのスキームが十分効果せず、年間マグロ漁業収入が200万米ドルに過ぎなかったものが、2016年には約2,200万米ドルに増加している。(Mariana Variety/ Ja.6, 17)