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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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米国との漁業協定破棄が国家財政に影響(マーシャル諸島)

米国のカツオ・マグロ漁船団がフォーラム漁業機関(FFA-Forum Fisheries Agency)に20106年第1期の入漁料(1,700万米ドル)を支払わなかったため、米国漁船が出漁できず、約30年間続いた漁業契約も廃棄された状態になっている。これはFFA加盟17ヵ国、とりわけマーシャル諸島を含むPNA加盟8ヵ国の財政収入にとって大きな打撃である。契約破棄の原因の一つは、乱獲による供給過剰でカツオの市場価格が下落していることで、現在トン当たり1,000米ドルを割っている。(RNZI/ Jan.3, 16)