クック諸島は国の貴重な外貨原であるビンナガの延縄漁を操業日制度(VDS)ではなく、世界でも最初となる漁獲量(quota management)による管理を行うことにした。海洋資源省(MMR)が過去18ヵ月間PIF漁業機関、太平洋共同体、ニュージーランドなどと共同してクォータ制導入を検討してきた。また、PNAのメンバーではないものの、VDS制度を導入してきたが、PNAの採用しているVDS制度は「獲る」ことではなく、漁業日を「売る」ことに主眼を置いていると批判している。(Cook Islands News / Sept.21, 15)
クック諸島
【農水産開発動向】
クォータ制による延縄マグロ漁を導入(クック諸島)
2015.10.06