ナウル協定(PNA)加盟国は領海内で漁船が使用する集魚器(FDA)に1船1日当たり1,000ドルを課すことにした。現在、集魚器を管理している中西部太平洋漁業委員会(WCPFC)が、共漁される他の漁も含め、成熟していないメバチ、キハダ等が海に残れるよう4ヵ月間の使用禁止措置を実施している。しかし、ツバルやトケラウなど小国はこれにより漁業による収益が大幅に減少することになる。PNA事務局は、新措置はFADの使用を減らし、マグロの保存を図りながら小国の収入減を最低限に抑える効果が期待されるとしている。(RNZI/ June 13, 15)
太平洋地域
【農水産開発動向】
ナウル協定加盟国が集魚器使用に課金(太平洋地域)
2015.07.01