西部太平洋漁業管理委員会(Western Pacific Fishery Management Council)の担当者が、中国政府の強力な支援を得たマグロ漁船団の過剰漁が価格下落に繋がっていると述べている。米領サモア周辺の公海とEEZ内海で多数の中国漁船団がびん長マグロを大量に漁獲しており、米国マグロ漁船にとって脅威であるという。中国政府は漁船建造、労働、燃料、運搬などの諸費用に補助金を付加し、10年前には約3,000トンであった中国の漁獲量が現在その約10倍に増えているとみられる。(RNZI/ Feb.4, 15)
太平洋地域
【農水産開発動向】
中国の漁船がマグロ価格を下落させている(太平洋地域)
2015.02.17