ミシガン大学の最近の研究によると、太平洋で獲れるキハダマグロが水銀に汚染されており、50年先には食用に適さなくなると危惧される。同大学がハワイ近海で1971年、1998年、2008年にキハダの水銀汚染量を調べた結果、毎年約4%ずつ増加しているという。共同研究者のカリフォルニア大学ランボルグ准教授は、過去150年間に蓄積された水銀量からみて、現在の環境汚染が続けば50年後のキハダの水銀量はいかばかりか心配だと述べている。(RNZI/ Feb.5, 15)
太平洋地域
【農水産開発動向】
キハダの水銀汚染量増加か(太平洋地域)
2015.02.17