5月8日、チューク島のウエノ(Weno)で、エリモ知事が域内海域での鮫漁を禁止する文書に署名した。これでミクロネシア連邦すべての領海内で鮫漁ができなくなる。チューク島海域は、第二次大戦で沈没した艦船があり、スキューバダイビングで世界的に知られる地域であるが、鮫の生息地としても知られている。この近海は鮫の観察を目的に世界中からダイバーが集まる重要な観光資源となっている。2011年のミクロネシア地域首脳会議で、出席した9人の知事、首長たちが、ミクロネシア地域鮫保護地区設定に合意している。保護区域の面積はEUの全面積に匹敵する。(Kaselehlie Press/ May 23, 14)
ミクロネシア連邦
【農水産開発動向】
チューク島が鮫漁禁止(ミクロネシア連邦)
2014.06.03