ホニアラで開催されたナウル協定(PNA)年次総会は、加盟国のEEZ内でのマグロ漁獲規制を2016年まで継続することで合意した。加盟8カ国は今年の漁獲日数を44,623日としたが、別途米国との協定枠7,827日は維持する。加盟国は未成熟の小さいマグロや他種の魚をも獲り、自然保護団体から厳しい批判を受けている集魚器(FAD)が、どこに設置されているかを追跡調査することが課題となっており、電子機器による位置測定の可能性を検討する。最近のFADはソナーがついており、魚種や魚の大きさも確認できるが、マグロの個体数維持、とくにメバチの生存数減少にFADは大きな障害となっている。
(RNZI/ March 17, 14)
太平洋地域
【農水産開発動向】
PNAがマグロ漁業規制継続(太平洋地域)
2014.03.31