マジュロのTobolar Copra Processing Authorityによると、2013年のコプラ生産が7,048トンと5年ぶりの増産となった。1951年に生産統計がとられて4年目に7,000トンを超える7,728トンを記録している。コプラの生産は、素となる乾燥ココナツ果肉を工場のあるマジュロに各島から輸送しなければない。しかし、輸送船は台湾から供与された1隻しかなく、各島への寄港には限界がある。3隻の政府所有貨客船も、教師や生徒を各島へ輸送することの方が優先され、ココナツの輸送は後回しになっている。今季は特に北部島嶼地域の旱魃で住民への食糧、物資支援のため、ココナツの集貨ができなかったことが大きい。

(Marianas Variety/ Oct.24, 13)