先週ポンペイで開催された中西部太平洋漁業委員会に提出された報告書によると、2012年中西部太平洋におけるマグロ漁獲高は、世界漁獲高の約60%を占める2,613,528トンで過去最高を記録、金額にして約40億米ドルであった。ナウル協定加盟国も好調で、全体の収入が2010年の6,000万米ドルから2億4,000万米ドルに急増した。太平洋委員会とフォーラム漁業委員会が作成したこの報告書の主要内訳は下記の通りである。
キハダマグロ:655,668トン(前年比7万トン増)
メバチ:161,679トン(2004年以降最高)
ビンナガ:131,872トン(過去2番目の漁獲高)
カツオ:1,664,309トン(過去3番目の漁獲高)
うち70%が巻き網漁によるもので、2003年以来最多の297漁船が操業した。急増したのは米国漁船である。
(Marianas Variety/ Aug.22, 13)