不法漁を摘発するため、実施された「Kurukuru 2012」作戦は、EEZ内で違法漁船を1隻も見つけられず終了した。参加した監視船Lataは9漁船を発見したが、乗船したのは7隻であった。出動時間は233時間だが、その内100時間は天候悪く停泊、実質監視時間は133時間にすぎなかった。別の監視船Aukiは乗組員不足で参加できなかった。太平洋全体ではこの作戦で、27漁船に違法が認められ、そのほとんどがミクロネシア連邦領海、キリバス領海、及びクック諸島・ミクロネシア連邦・キリバスが管理するHigh sea pocketであった。
(Solomon Star/ Nov.22, 12)
ソロモン諸島
【農水産開発動向】
不法漁が国益を侵す(ソロモン諸島)
2012.12.03