台湾が南太平洋地域漁業管理協会(SPRFMO-South Pacific Regional Fisheries Organization)のメンバーに加入した。これにより、台湾漁船の権利と深海魚の漁業の保障が明確化したことになる。また、台湾漁船がペルー沖での大型烏賊漁ができる一方、太平洋の海洋資源管理に責任を負うことになる。SPRFMO設立の主目的は地域の深海魚を含む非回遊魚の保護管理である。現在、700トンクラスの烏賊漁船が約20隻操業しており、年間漁獲量が24,000トン、3,400万米ドル以上の売上額がある。これまでの加盟国は豪州、ベリーズ、チリ、クック諸島、キューバ、EU, 韓国、ニュージーランドである。
(World Congress on Cephalopods/ Sept.26, 12)
太平洋地域
【農水産開発動向】
台湾が太平洋漁業の国際組織に加盟(太平洋地域)
2012.10.09