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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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中国漁船がマグロ漁秩序破壊(太平洋地域)

この2年間、南太平洋のビンナガ・マグロの漁に中国と台湾漁船が200隻以上増加しており、総数にして590隻にのぼる出漁によって、ビンナガの生息数激減が懸念されている。太平洋マグロ漁協会(The Pacific Islands Tuna Industry Association(PITIA)は、中国が1トン当たり約500米ドルの燃料費を補助しており、地元漁船は太刀打ちできない状態だという。PITIAは、持続的漁獲量は85,000トンが限界で、現時点での漁獲高は81,000トンだが、限界量を超えるのは時間の問題だ。燃料費の補助を止め、適正な漁獲量を維持しなければビンナガは消滅する。
(Radio Australia/ Aug.17, 12)