海洋資源局は、マーシャル諸島短期大学と共同で、新しく年末までに漁船員、航海員を養成する海員学校(高校程度)を設立する計画である。海洋資源局は1990年代から2000年代中ごろまで海員学校を運営していたが、約3年前閉鎖した。政府としては航海員や漁船員の養成ばかりでなく、太平洋で漁をしている数百隻の漁船で働くマーシャル人漁船員を増やすことも目的の一つだが、ナウル協定で規定されている巻き網漁船のマーシャル人監視員が30人しかおらず、これを100人に増やすことも大きな目的としている。監視員の給与は諸経費を除いても一日当たり20ドルから60ドルの収入がある。
(Marianas Variety Guam/ July 20, 12)
マーシャル諸島
【農水産開発動向】
新海員学校設立(マーシャル諸島)
2012.08.06