国内で最大級のコプラ生産企業であるRussell Islands Plantation Estate Limited(RIPEL)のPatrick Wong会長は再入国を拒否された。これまで、会社資産の元政府との売却問題で物議を醸してきた同氏は、6月22日市民権を持つ豪州に出国し、再入国しようとしたが「好ましからざる人物」として、7月12日、政府は同氏の入国を拒否した。同氏の滞在許可証は2013年8月15日まで有効である。RIPELは過去に不当労働を強いられたとして労働者の暴動が発生しており、労働者の不満が完全に解決していない。また、RIPELへの投資資金の流れにも不明な点があり、政府と同氏の対立が続いていた。
(Solomon Star/ July 13 , 12)
ソロモン諸島
【農水産開発動向】
コプラ生産会社会長再入国拒否される(ソロモン諸島)
2012.07.23