政府は、真珠養殖産業を支援するためニュージーランドと二つの協定を締結、150万NZドル(120万米ドル)の資金供与をうける。これにより、真珠局が養殖業者に資金援助を行い、信用保証制度を活用して銀行が業者に資金を容易に貸し出せるようにするほか、取引先の支払不履行の場合にも補償する。このプロジェクトはニュージーランド、豪州、クック諸島3ヵ国の合同協定の一つで、ニュージーランドは合計310万NZドル(250万米ドル)を負担し、クック諸島の真珠産業を生産から販売まで集中的に育成することにしており、特に真珠産業の90%を占めるマニヒキ島を支援するばかりでなく、国全体の重要産業の一つに位置付けている。
(Cook Islands News/ Jan.20, 12)