太平洋島嶼国がマグロの持続的維持管理を目的とする太平洋漁業管理計画によって、カツオの底引網漁を禁止するナウル協定(PNA)加盟国の案件に対して、これは不正カルテルだとするマグロ漁関係国の異議申し立てに関して、ロンドンの調停者Melanie Carterは国際機関である海洋管理委員会(Marine Stewardship Council)の設定する国際保全基準に合致するものだとして、これを認めない判決を下した。ナウル協定加盟国は、昨年には太平洋のカツオの68%が漁獲された海域を管理、高額な入漁料と持続的な漁業を証明する計画を進めている。これにより、漁船は集魚装置を使うことが制限される。ナウル協定の事務局長は、消費者は持続的に維持管理された漁により漁獲されたマグロを値段が高くても買ってくれるだろうと述べている。
(Mariana Variety/ Dec.19, 11)