ナウル協定グループの8ヵ国(ミクロネシア連邦、キリバス、マーシャル諸島、ナウル、パラオ、PNG,ソロモン諸島、ツヴァル)は中西部太平洋漁業委員会の会議で2011年12月に切れる2年間の公海マグロ漁禁止期間を延長すると発表した。これは近年減少が問題となっているメバチとキハダの生存量を確保するため、北緯10度、南緯20度の範囲内450km2の公海において漁をおこなう中国、日本、台湾、韓国、米国の漁船を対象に2011年から巻網漁を排除するもので、違反船にはEEZ内での漁業権ライセンスを発行しない方針である。
(Radio Australia/ Oct.5, 10)
太平洋地域
【農水産開発動向】
8ヵ国がマグロ漁業を制限(太平洋地域)
2010.10.05