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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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気候変動でコーヒー業界が損害(パプアニューギニア) 

 ハイランド地域では5月から9月にかけて、これまでの30年間経験したことのない旱魃が続き、コーヒーとお茶の生産で大きな打撃を被った。この期間通常の雨量は700ミリのところ今年は250ミリと少なく、このためお茶の輸出は25%減、コーヒーの輸出は15%減になるとみられる。近年のコーヒー年間輸出額は1億8,980万米ドルである。この結果、コーヒー業界の損失額は2,850万米ドルと見積もられている。山岳地帯では今まで経験したことのないみぞれが降り、食糧や水不足の現象もみられ、気候変動による影響が懸念される。
(Post Courier/ Oct.19, 10)