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PACIFIC ISLANDS NEWS [ 太平洋諸島ニュース ]

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国際慈善団体が食料の不足と高騰を警告(太平洋地域) 

 Grow Pacificと名付けたキャンペーンを行っている国際慈善団体Oxfamは、20年後に食料品価格が2倍になるとして、太平洋地域は直ちに行動を起こさないと価格高騰の犠牲になると警告し、世界の食料制度の抜本的改革が必要だとしている。ニュージーランドのTV3の報道によると、海面上昇と気候変動で不安定になっている穀物生産が島嶼国を直撃すると予測され、今日、世界的に農産品のバイオ燃料用途への転換が進み、米国でトウモロコシの40%が燃料に使われているのも問題である。Oxfamは、化石燃料が高騰するとバイオ燃料の需要が高まり、世界的な飢餓の危機につながる一方、気候変動による影響も農業生産に悪影響を与え始めるのではないかと述べている。
(Radio Australia/ June 7, 11)