ナウル協定に加盟している各国は2010年に比較して30%のマグロ漁削減を目指し、協定による漁撈日の売買が加盟国間で行われている。加盟国領海内でのマグロ漁は世界の25%を占めるが、加盟国全体の今年の総漁撈日が前年の40,000日から28,000日に削減されている。ソロモン諸島は割り当て日を食いつぶし、マーシャル諸島から余っている漁撈日を買い取り、PNGはパラオから500日分買い取った。ナウル協定事務局は来年から1漁撈日当たり5,000米ドルに売買価格を引き上げる予定である。
(Mariana Variety/ Aug.2, 11)