New Zealand Fishing Newsにより毎年太平洋で300万トンのマグロが捕獲されているが、中西部太平洋での底引き漁によって、鮫、海亀、マヒマヒ、マカジ(marlin)などが大量に捕獲されているのも問題だとしている。底引き網漁により獲れる成魚になっていないキハダマグロやメバチマグロの数も減少している。このような回遊魚はニュージーランド海域を通っており、Sport Fishing Councilは急激な回遊魚、特にキハダマグロの減少で、「the largest sport fishing」の名称を変更せざるを得ない現状を危惧している。クック諸島では、マグロの多くはEEZ内西部地区で獲れ、過剰漁獲は発生していないが、海洋資源省は底引き網漁について調査を行う意向を示している。
(Cook Islands News/ Aug.20, 11)