世界的な香辛料需要が増加しているなか、クック諸島は仏領ポリネシアに年間約100トンのバニラを輸出することを目論んでいる。仏領ポリネシアは、バニラ輸出を拡大するためクック諸島に協力を求め、クック諸島も農業部門振興のため、この要請を受け入れ、タヒチにミッションを派遣し、バニラ増産について協議した。クック政府は僻地の小島でのバニラ、ノニの栽培に、農薬も駆虫剤も使わない自然栽培を奨励していく計画である。
(RNZI/ Sept.20, 11)
クック諸島
【農水産開発動向】
仏領ポリネシアにバニラ輸出を検討(クック諸島)
2011.09.20